私は、女性は女性にのみ投票するべきだと思います!
当然、男性は男性にのみ投票するべきなのは同じです!
ピンク色の投票用紙(女性用)と、水色の投票用紙(男性用)を用意して、女性は女性にのみ、男性は男性にのみ、投票してもらえば、すぐにでも実現出来ます!こうすれば、議員を男女半数ずつにすることが出来ます!
そうなれば、私たちの国の政治を歪めている、異常に高い選挙供託金を無しにすることも出来ます!世界の国々には、選挙供託金など、無いのが普通です!一部の国々にはあっても、私たちの国のように、高過ぎる供託金を取る、ということはありません!もしも選挙供託金を無しに出来れば、世襲議員を追い落として、政治を一般の人たちに開放することが出来ます!
ところで、私は、女性議員に一定数の議席を割り当てる、クォータ制については知っていました。50%まで女性議員の定数が割り当てられれば、確かにいいですね。ですが、選挙供託金でさえ無しに出来ない私たちの国では、クォータ制の導入自体が、事実上、不可能です!
だから、女性は女性にのみ投票する、というルールを、自主的に、女性達が守ってくれるようにすれば、次は、すぐに、女性候補者をたくさん揃えるために、選挙供託金を無しに、という必然性が生じるのです。私たちの国では、女性は女性にのみ投票、という自主的なルールが必要です!ありとあらゆる面で、行き詰まっている私たちの国では、ここから手をつけないと、何一つ、変えられません!
※ここから、長い文章になります。
私が、女性は女性にのみ投票すべき、という発想に至ったのは、
民主主義の原点にまで、遡って考えたからです。私たちの国の民主主義のルーツは、ヨーロッパの議会制民主主義であり、そのヨーロッパの議会制民主主義のルーツは、古代ギリシャの直接民主政治にあります。
古代ギリシャの直接民主政治は、民会での公開討論で行われていました。民会は、更に古い時代の、兵会に起源があります。
兵会は、戦争に行く、男性のみの会であり、従って、男性が男性にのみ投票する公の会議でした。この辺の事情は、スイスの男性だけでの、直接民主政治と同じです。
私は古代ギリシャの直接民主政治に、女性にも参加の道を開けば良かったのに、と思います。しかし、女性は戦争に行かないので、政治への道も閉ざされました。もしも、古代ギリシャ世界で、女性も戦争に参加させていれば、戦争そのものを無くすことが出来たでしょう!
なぜなら、女性も戦争に行っていれば、戦場のあまりのむごたらしさ、残酷さを実感して、誰も、戦争に行きたくなくなるからです。そう、世の中から戦争が無くならない、本当の理由は、女性が戦争に行かないからなのです!
女性は、たとえ戦争になっても、男性が戦場で戦うものと思っています。まさか女性である自分が、兵士として、戦場に連れて行かれるとは、思っていないでしょう。男性は、自分が兵士として、戦場に駆り出されることを、潜在的に怖れています。ですが、女性には、そこまでの恐怖感がありません。
だから、多数派である、中間派の女性たちが、敵国が悪いのだから、仕方ない、に傾いた時、本当に、戦争になってしまうのです。男性にも中間派はいますが、中間派の女性に合わせてしまいます。もしも、女性も兵士として、戦争になったら、戦場に行かされるのであれば、こうはなりません。
時代は降って、第一次世界大戦の時、欧米各国は、初めて、それまでに無い、総力戦を経験しました。男性という男性が戦争に取られていくので、女性たちも、農場や工場で、男性たちに代わって働きました。
結果として、女性たちも、男性たち並みの、現金収入が得られるようになり、早い国では、第一次大戦後、女性選挙権が与えられました。私たちの国は、第一次世界大戦に参戦したものの、欧米各国のような、総力戦を経験しませんでした。
当然、女性たちが男性たちに代わって、軍需工場で働くということも無く、女性たちの現金収入という、裏付けの無いまま、第一次大戦後の、大正デモクラシーを迎えてしまいました。大正デモクラシー運動は、結局、治安維持法とセットの、25歳以上の男性による、普通選挙を得ただけでした。
そして、第二次世界大戦で、欧米各国は、第一次世界大戦以上に、女性たちの力を動員することになり、一部の女性たちは、兵士として、戦争に参加しました。第二次世界大戦後、婦人参政権が与えられたのも、そうした女性たちの活躍があればこそです。
翻って、私たちの国は?
第二次世界大戦の末期、未婚の若い女性たちが、女子挺身隊として、軍需工場でタダ働きさせられたぐらいです。敗戦後、怒った彼女たちが、既婚婦人たちに反発して、共産主義運動に手を染めたぐらいです。
そうこうする内に、GHQによって、男女ともに普通選挙権が与えられました。私たちの国では、第一次世界大戦時の総力戦も、女性たちの現金収入化も、第二次世界大戦時の、女性兵士の一部戦争参加も無いまま、タナボタ式に、女性にも普通選挙権が与えられてしまいました。
結果は?
戦争中の、既婚婦人を優遇するための、結婚した女性は、夫の公的年金の被保険者にする、という措置が、未だに続いていて、女性たちは経済的自立も出来ず、居心地のいい、夫の公的年金の被保険者という立場に、あぐらをかいています。
敗戦後、何十年も経った今でも、その居心地のいい、ひつぎの中から、女性たちは出て来ようとしません。自民政治が長々と続くのも、この、妻は夫の公的年金の被保険者という、優遇措置が続いているからです。
だから極論すれば、女性たちも、兵士として、戦争に行くべきなのです!そうすれば、古代ギリシャの時代から、女性にも参政権が得られたからだし、戦争の恐ろしさを身をもって知ることで、戦争それ自体を無くすことが出来たからです。それがイヤなら、選挙で女性は女性にのみ投票するぐらい、やって当たり前です!
敗戦後、女性は女性にのみ投票、というルールが確立していれば、当然、女性の候補者をたくさん立てるために、選挙供託金は無しに、となったはずだし、そうすれば、戦後の政治はガラリと変わっていたでしょう。自民のせいで、何一つ、まともな政治が行われず、悪い方、悪い方へと、戦前への道を逆戻りすることも、無かったでしょう!
ところで、ヨーロッパ諸国の一部では、クォータ制がありますが、イギリス、アメリカにはありません。また、ここまで書いてきたように、政治参加の道と戦争との関連を見るならば、女性は女性にのみ投票、という方法の方が、理にかなっています。
それに、クォータ制では、男女ともに、どうしても人気投票になってしまいます。つまり、男性に人気のある女性や、女性に人気のある男性が当選してしまいます。ヨーロッパ諸国の一部でも、そのことに気づいて、女性は女性にのみ投票、当然、男性は男性にのみ投票、というように、改良すべきです。
また、世間一般で良く言う、自民が悪い、でも立憲もだらしない、ではなく、悪いのは、女性が現状にあぐらをかいているからであり、女性が女性に投票しないからです。
そこら辺の、現状認識が、テレビの受け売りです。
テレビなんて、ただの害悪で、見てはダメなんです。
私は、一から、自分の頭で考え、発言しています。
ですので、安易に、それを極端だなどと、言って欲しくありません。本当は、討論を重ねて、議論を深めれば、分かってもらえると思いますが、とにかく、ほんの短いブログしか読まれないので、こうして長い文章を書きました。
読んでくださって、どうもありがとうございました。
m(_ _)m